日本人が良く間違える、間違った英語

あれ?通じない。なんてことよくあることです。間違った英語フレーズ、単語をご紹介します。

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Yes やNoは英語では逆の場合がある

2018/06/15

“Yes”は必ずしも肯定ではありません。
後の文章が肯定なら Yes, 否定なら No
日本人が良く間違うのが、Yes と No の返答です。Yes を「はい」、Noを「いいえ」と思いがちですが、yes/no は後の文章が肯定文か否定文かで変わってくる「だけ」です。
ネイティブの感覚だと、後ろが否定なのに “yes” と言わると「どっちやねん!」となってしまいますので気をつけましょう。

You won’t have time tonight, will you?

「今晩時間ないよね?」

No, I won’t.

「うん、ないわ〜。」
"Aren't you fine?"
"Yes, I'm fine."
"No, I'm not fine."
この英文の訳は以下のようになります。
「あなたは元気ではないのですか?」
「いいえ、元気ですよ。」
「はい、元気ではありません。」
このように、否定疑問文に対する答えでは、英語の「yes/no」は日本語の「はい/いいえ」とは逆になります。たいていの日本人は、英語を学び始めた時、このことに戸惑います。わかっていても、とっさの英会話では「yes/no」を間違えることがあります。私も、英会話の際にはこれを間違えまいとかなり神経を遣います。

英語では、質問が肯定疑問文か否定疑問文かにかかわらず、答えが肯定文ならば「Yes」、否定文ならば「No」と言います。「元気であるか」と問われようが「元気ではないのか」と問われようが、「元気である」と肯定文で答えるときは「Yes」、「元気ではない」と否定文で答えるときは「No」と言うのです。
一方、日本語では、問われた内容がそのとおりであるならば「はい」、そうでないならば「いいえ」と言います。「元気ではないのか」と問われたとき、「そのとおり、元気ではない」と答えるときは「はい」、「そうではなく、元気である」と答えるときは「いいえ」と言います。

コンピュータプログラムを設計する際、「変数Xの値は0に等しくないか」のような否定疑問文の形の判定が行われることがよくあります。英語では、「そのとおり、等しくない」という場合を「yes」とは言えません。「そうである」という意味を厳密に表すには、論理数学用語の「true(真)」を使います。「そうではなく、等しい」は、「no」ではなく「false(偽)」です。
一方、日本語では、「そのとおり、等しくない」は「はい」、「そうではなく、等しい」は「いいえ」という平易な言葉で表すことができます。「はい/いいえ」がそのまま「true/false」の意味になるのですから、「真である/偽である」という堅苦しい言葉を使わなくてもプログラム論理を考えることができます。日本語の「はい/いいえ」は、プログラム論理を考えるのに都合のよい言葉だと言えます。

ところが、日本人がプログラム論理を設計する時に「はい/いいえ」を「yes/no」の意味で「Y/N」と略記することがあります(私自身も、かつてそうしたことがありました)。これは英語の使い方としては正しくありません。略記するなら「true/false」の意味で「T/F」と書くべきです。
このような間違いは、アンケート用紙や自己診断用の質問紙にも見受けられることがあります。
私は最近、元気でない。 ( はい ・ いいえ )
このように回答の選択肢を日本語で書けば問題ないのですが、
私は最近、元気でない。 ( Yes ・ No )
このような書き方だと、英語に堪能でない人は元気ならば「No」に丸を付け、小さいころに英語で育ったような人は元気ならば「Yes」に丸を付けるでしょう。日本語文の中で安易に「yes/no」という英単語を使うべきではありません。
また、もしこのアンケート文を英訳するならば、回答の選択肢を「true/false」にするか、あるいは質問文を「私は最近、元気でないと感じる」のように肯定形に書き換えて訳すべきです。

 

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